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京セラ製「URBANO V04」レビュー!ミドルスペックでスマホデビューに最適!

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URBANO V04

auから京セラ製「URBANO V04」が2019年2月8日発売になりました。

ミドルスペックでライトユーザー向けのスマートフォンです。とくに初めてのスマートフォンには最適で、本体割引や毎月の料金割引も充実しています。大人向けのデザインで、シニアには特に人気です。

頑丈な作りで、防水・防塵対応、基本性能も問題なし、長く使えるスマホです。他の機種との比較、料金についても解説していますので、新規や機種変更時の参考にしてください。

Contents

基本性能

URBANO V04
サイズ 約153×74×7.9mm
重量 約163g
バッテリー容量 2,800mAh(内蔵)
連続待受時間 約550時間
ROM 64GB
RAM 4GB
ディスプレイ 5.7インチ
メインカメラ 1600万画素
サブカメラ 800万画素
ワンセグ
防水/防塵 防水/防塵
ハイレゾ
おサイフケータイ

本体カラーは、ノーブルグリーン・ボルドー・プラチナシルバーの3色です。表面には細かな凹凸がある加工がされていて、持ってみるとサラサラとした感触が指先に伝わってきます。

「URBANO V04」は、URBANOシリーズの中で初めて全面のハードキーを無くしており、従来製品よりも縦長な印象です。V03などに比べ8ミリ程長いです。画面の大きさも5.0インチから、少し大きめの5.7インチになり見やすくなりました。

今回、ワンセグ機能が搭載されていません。せっかくディスプレイが大きくなったのにスマホでテレビが見れなくなったのは残念ですね。

堅牢性・耐衝撃性が心強い

URBANO V04

防水・防塵・耐衝撃性などの、シリーズで踏襲してきた堅牢性を引継ぎ、水回りでの利用や、粉塵にも強く、床などに落下しても少々の衝撃に耐えてくれます。

また、背面には指紋センサーが搭載されていますが、このセンサーではロック解除以外にも、センサーズームやセンサースクロールの画面操作ができます。

センサーズーム

指紋センサーを2回タップするだけで、拡大したり縮小したりできます。最大5倍まで拡大できます。

センサースクロール

指紋センサーに触れながら、上下それぞれの方向になぞり、センサーに触れたまま指の動きを停止すると、Web検索などの画面を自動でスクロールします。

速度はテレビのエンドロールが流れているときのような程よいスピードです。センサーから指を浮かせるとスクロールがピタッと止まります。この機能はカバンを持ちながらでも片手で操作できて便利です。動きも絶妙です。

指紋センサー設定手順

ホーム画面→設定→ユーザー補助→指紋センサーの操作→サービスの使用→ON

初期状態では、OFFになっていますので、設定をONにすることで上記の機能が利用できます。

他にも「おまかせメンテナンス」では、端末自体が分析、原因を診断、問題を解決してくれますので不具合が発生したときでも安心です。

また、通話中の相手の声が聞き取りにくい場合、自分が聞きやすい音質に調整したり、通話内容を音声データとして丸ごと保存できるので、不意な電話や、歩きながらの着信時にペンを探す必要も立ち止まってメモを取る必要も無く便利です。

あとから録音の設定方法

ホーム画面→設定→アプリと通知→通話→通話音声メモ→あとから録音を「ON」

通話終了後に通話内容を保存するかの確認画面が表示されるようになりますので、録音したいときは「OK」をタップして録音できます。

他のスマートフォンとの比較

「URBANO V04」と、幅広い年代のユーザーから人気のスマートフォン「AQUOS sense2」を比較してみます。

URBANO V04

  • CPU:SDM630
  • RAM:4GB
  • ROM:64GB

AQUOS sense2

  • CPU:SDM450
  • RAM:3GB
  • ROM:32GB

CPU(スマートフォンの内部機能の制御やデータの計算などを行う装置)とRAM(CPUが作動するための領域)の数値ですので、上記の2機種を比較すると、処理能力については「AQUOS sense2」よりも「URBANO V04」が高いです。

URBANO V04を実際に操作した感覚では、一部のゲームの動作を除き、検索機能・カメラアプリなどの起動も早く、ホーム画面の追従性も滑らかで問題ありません。

複雑なゲームアプリの場合、動きが鈍くなることもあるため、もしゲームアプリをメインで使用するなら、よりハイスペックなスマホがいいでしょう。とくに処理能力が高いXperiaやGalaxy、iPhoneが人気です。

カメラ機能

URBANO V04

メイン/約1,600万画素、サブ/約800万画素です。おまかせモードとマニュアルモードがありますが、おまかせモードで簡単に高画質の写真が撮影できます。

URBANO V04にはシングルレンズながら、「背景ぼかしモード」という、被写体に焦点を合わせ背景をぼかす撮影機能があります。

取扱説明書には「背景をキレイにぼかす被写体までの最適な距離は、人物では1.5m以内、人物以外では70cm以内」と書かれています。しかし、これが結構難しく、簡単・綺麗に撮影できるとは言えません。

iPhoneやHUAWEI P20 Proに搭載されている「ポートレートモード」のように撮影するにはもう少しアップグレードが必要です。

通常の写真撮影については、URBANO V04 とAQUOS sense2で比較は以下の通りです。

URBANO V04

  • メイン:1600万画素
  • サブ:800万画素

AQUOS sense2

  • メイン:1200万画素
  • サブ:700万画素

URBANO V04では、昼間の風景などはきれいに撮影できますが、夜間の撮影時にはネオンのような光源の周辺は少し滲んだように見え暗い場所の輪郭がはっきりしない印象です。

AQUOS sense2は撮影シーンに応じて、カメラが自動的に最適な設定に切り替えてくれる機能がメインカメラに搭載されている為、昼間も夜間もURBANO V04に比べてやや明るく華やかです。

個人的な印象では、URBANO V04よりもAQUOS sense2のほうが画素数は低いですが、綺麗に撮影できます。

本体代金+料金プラン

「URBANO V04」の本体価格は58,320円です。一括、分割払いでも購入できます。分割支払いの場合は12回・24回・36回・48回から選べます。ただし、アップグレードプログラムEX適用の場合は48回払いのみです。

例えば、最長の48回の分割払いは「1,215円×48回=58,320円」となります。

「アップグレードプログラムEX」を適用すると、購入から24ヶ月間後に新たに機種変更した際に、端末を返却すると残りのスマホの分割支払金残額相当分(最大24カ月分)の支払いが免除となります。

関連記事:48回払い(4年縛り)で本当にお得?アップグレードプログラムEXで注意するべきこと。

【最安】基本料金(ピタットプラン+シンプル)

現在、auで提供されている最安の基本料金は「auピタットプラン(シンプル)」となります。

「ピタットプラン」とは、毎月使用したデータ通信量(0GB~20GB)に応じて自動的に定額料が変動する料金プランです。通話料金は(シンプル)の場合、家族間以外の通話は20円/30秒が別途かかります。

  • 基本料金:3,278円~7,678円
  • 故障紛失サポート:693円
  • アップグレードプログラムEX:390円
  • 合計:4,000円~8,000円

上記の基本料金に機種代金(1,215円×48回)を加算した場合、毎月の料金は5,215円~9,215円となります。また、スマートバリュー適用時で、5,215円~8215円となります。

もし、5分間の国内通話無料(スーパーカケホ)にした場合は、基本料金が+500円。さらに24時間国内通話無料(カケホ)にした場合基本料金が+1,500円となります。

関連記事:「auピタットプラン」は本当にお得?使わなければ安いけど欠点もある。

【定額制】基本料金(フラットプラン20+シンプル)

もし、データ通信量を多く利用したい場合、定額制のauフラットプランがオススメです。

auフラットプランでは20GB以外にも、「auフラットプラン30GB(基本料金8,000円)」や、「Netflix」がお得に利用できる「auフラットプラン25 Netflixパック(基本料金7,150円)」があります。

通話は上記と同じで(シンプル)の場合、家族間以外の通話は20円/30秒が別途かかります。

  • 基本料金:6,600円
  • 故障紛失サポート:693円
  • アップグレードプログラムEX:390円
  • 合計:7,020円

上記の基本料金に機種代金(1,215円×48回)を加算した場合、毎月の料金は8,235円となります。また、スマートバリュー適用時で7,235円となります。

もし、5分間の国内通話無料(スーパーカケホ)にした場合は、基本料金が+500円。さらに24時間国内通話無料(カケホ)にした場合基本料金が+1,500円となります。

ガラケーからスマホがお得!

初スマホ割

ガラケーからスマホへの機種変更の場合、上記の料金シミュレーションからさらに割引が適用になります。

全ての割引を適用させる場合、シンプルよりもスーパーカケホのほうが安くなることがありますので、割引状況に合わせて変更してましょう。

初スマホ割:本体代金-32,400円

他社ケータイからお乗り換え、もしくは、auケータイ(購入から16カ月目以上)から機種変更。または25歳以下の方の新規契約(MNP含む)で対象プランを契約していること。

ケータイ→スマホ割:利用料金-1,100円×12ヶ月

ケータイ(3Gで購入から16カ月目以上)からスマートフォンへ機種変更、お乗りかえ(MNP)と同時に「auピタットプラン(スーパーカケホ/カケホ)」、「auフラットプラン」を契約していること。

スマホ応援割:利用料金-1,100円×12ヶ月

機種変更新規契約と同時に「auピタットプラン(スーパーカケホ/カケホ)」、「auフラットプラン」を契約していること。

デザイン重視でスマホ初心者に最適!

URBANO V04は、ミドルスペックのため、高負荷なゲームアプリには不向きです。また、音楽の音質が求める人には、高音質を特色としている機種のほうがいいでしょう。また、夜景や暗いところでの撮影をする方やカメラ機能を重視している方もオススメしません。

しかし、見やすい大きな画面に、最大5倍の拡大表示が可能な為、50代位以上で仕事やライフワークにスマホを使う人におすすめです。さらに、あとから録音や、センサーズーム・センサースクロールなどの機能は、便利さとセキュリティーを兼ねています。

今なら、ガラケーからの機種変更なら割引も多く、お得に購入することができます。初めてスマホを持つ人や耐久性に優れシンプルであきが来ないデザインですので、長く使いたい人にはおすすめです。

オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,300円)もかかりません。

公式:ドコモオンラインショップ

公式:auオンラインショップ

公式:ソフトバンクオンラインショップ