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【ドコモ】dポイントを使うと損する!?「スマホおかえしプログラム」で得する購入方法。

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スマホおかえしプログラム

2019年ドコモの夏モデルが発表になりました。

注目されていた、新料金プラン「ギガホ/ギガライト」。「月々サポート」や「docomo with」など端末割引の廃止。端末購入時の割引が廃止なり、高額なスマホの購入が難しくなったと思いきや、新たに提供開始になったのが「スマホおかえしプログラム」です。

スマホを36回分割を購入し、24ヶ月目以降に使用している端末を返却することで、残りの12ヶ月分を免除するというもの。

すでに、ソフトバンクでは「半額サポート」、auでは「アップグレードプログラム(EX)」と同じようなプログラムが提供されていますが、こちらは48回の分割購入で24ヶ月目以降に機種変更することが条件です。

今回はドコモの「スマホおかえしプログラム」の対象条件、注意事項について解説していきます。

Contents

スマホおかえしプログラムとは

スマホおかえしプログラム

スマホおかえしプログラムは、プログラムにご加入いただいたお客さまが36回の分割払いで購入された対象機種をご返却いただいた場合に、その翌々月請求分以降の分割支払金(最大12回分)のお支払いを不要とするプログラムです。

ドコモ:スマホおかえしプログラム

「スマホおかえしプログラム」の適用条件の中で、料金プランは関係ありませんので、旧料金プランであっても36回払いであれば対象になります。

また、現在「docomo with(月々1,650円割引)」が適用になっている状態でも、「スマホおかえしプログラム」を適用させることができます。もちろん、割引も継続されます。

月々サポートや端末購入サポートが廃止になった代わりに、「スマホおかえしプログラム」が注目されていますが、どれだけお得になるのか、注意点はあるのかなど、細かく解説していきます。

支払いが免除される返却条件

24ヶ月目以降に返却し、残金が免除されるには端末の返却が必要です。しかし、ここでも条件があるの注意してください。

返却条件(査定)

  • 対象機種に故障、水濡れ、著しい外観破損および画面割れがないこと。
  • その他の当社指定の査定基準を満たしていること。

査定条件は、返却する端末が故障していないことです。しかし、故障していた場合でも「ケータイ補償サービス」に加入していた場合、故障時利用料(追加料)2,000円で免除されます。もし、未加入だった場合は。追加料20,000円になります。

また、返却時には「端末初期化」も条件のひとつです。

例えば、Apple IDやパスワードが分からない、端末ロックが解除できない、このような状態では、端末初期化ができず免除になりませんので注意してください。

【6月時点】スマホおかえしプログラム対象機種

スマホおかえしプログラムの主な対象機種は、ドコモで発売されているハイスペックスマホが対象です。そして、対象機種を36回払いで購入しなければなりません。

月々サポート、端末購入サポート、docomo withが適用になっている機種は2019年6月以降割引が廃止になります。ちなみにミドルスペックは、スマホおかえしプログラム対象外です。

iPhone

  • iPhone XS
  • iPhone XS Max
  • iPhone XR
  • iPhone X
  • iPhone 8
  • iPhone 8 Plus

ドコモ スマートフォン

  • Xperia 1 SO-03L
  • Galaxy S10 SC-03L
  • Galaxy S10+ SC-04L
  • Galaxy S10+ (Olympic Games Edition) SC-05L
  • AQUOS R3 SH-04L
  • HUAWEI P30 Pro HW-02L
  • Xperia XZ3 SO-01L
  • Galaxy Note9 SC-01L
  • Xperia XZ2 SO-03K
  • Xperia XZ2 Premium SO-04K
  • Xperia XZ2 Compact SO-05K
  • Galaxy S9 SC-02K
  • Galaxy S9+ SC-03K
  • HUAWEI P20 Pro HW-01K
  • AQUOS R2 SH-03K
  • arrows NX F-01K
  • V30+ L-01K
  • JOJO L-02K
  • Xperia XZ1 SO-01K
  • Xperia XZ1 Compact SO-02K
  • Galaxy Note8 SC-01K
  • M Z-01K

Google Pixel

  • Google Pixel 3
  • Google Pixel 3XL

スマホおかえしプログラム適用時の実質負担金

スマホおかえしプログラム

最新機種を購入するにあたって、「スマホおかえしプログラム」を適用させた場合、実質負担金はいくらになるのでしょうか。

適用条件は、端末を36回払いで購入し、そして24回目以降に端末を返却した場合です。ちなみに、返却が条件になっていますが、機種変更は条件ではありません。

例えば、Xperia 1 SO-03Lの端末代金は103,032円です。36回払いにすると月々2,862円です。そして、24ヶ月目に機種変更したとすると支払った実質負担金は68,688円となります。残りの34,344円は端末を返却することで免除となります。

支払総額 36回分割 実質負担金
Xperia 1 SO-03L 103,032円 2,862円/月 68,688円
Galaxy S10 SC-03L 89,424円 2,484円/月 59,616円
Galaxy S10+ SC-04L 101,088円 2,808円/月 67,392円
Galaxy S10+ Olympic Games Edition SC-05L 114,696円 3,186円/月 76,464円
AQUOS R3 SH-04L 89,424円 2,484円/月 59,616円
HUAWEI P30 Pro HW-02L 89,424円 2,484円/月 59,616円
Google Pixel 3a 46,656円 1,296円

他社の半額免除と比べてちらが得なのか?

「スマホおかえしプログラム」は、ソフトバンクの「半額サポート」、auの「アップグレードプログラム(EX)」と同じ仕組みです。

ですが、ソフトバンクもauも48回払いで、24ヶ月目以降に返却することで、残金が免除になります。ドコモは1/3が免除、他社では1/2が免除ですので、一見他社で購入したほうがお得に感じます。

しかし、これも「カラクリ」があります。

例えば、先ほど紹介した「Xperia 1 SO-03L」であれば、ドコモでの端末代金は103,032円です。ソフトバンクでは、同じ機種でも136,320円と3万円ほど高く販売しています。auでは、112,320円となっています。

ソフトバンクのXperia 1

  • 48回分割:2,840円×48ヵ月(136,320円)
  • 25ヶ月目に機種変更する場合:2,840円×24ヵ月(68,160円)

auのXperia 1

  • 48回分割:2,340円×48回(112,320円)
  • 25ヶ月目に機種変更する場合:2,340円×24回(56,160円)

ただし、auでは「アップグレードプログラムEX」の加入が条件となっていますので、「390円×24回(9,360円)」が加算されるため、実質負担金は「56,160円+9,360円=65,520円」となります。

このように比較してみると、ドコモでは実質負担金68,688円、ソフトバンクは68,160円、auでは65,520円と、さほど変わりません。

ドコモでお得な購入方法は何なのか?

ドコモでは2019年6月以降、端末購入時の割引が廃止になり、代わりに「スマホおかえしプログラム」が提供されています。

少しでもお得に購入したいドコモユーザーは、一括購入、24回分割、そして「スマホおかえしプログラム」を適用させるための36回分割と、どんな購入方法がお得なのか迷ってしまいます。

そこで、ぜひ知っておきたいことをまとめておきます。

購入方法を決めるポイント

  1. 購入した端末を何年使うのか?
  2. 購入したスマホを手元に残しておきたいか?

ドコモでスマホを購入する際に、上記に記載したポイントのどちらに当てはまるのかが重要です。

最近のスマホは、快適に使用できる期間(寿命)は長くなっており、2年以上は耐えられる仕様です。しかし、熱心なiPhoneユーザーのように毎年新機種が発売されるたびに機種変更したいのか?、それとも壊れるまで使用したいのか?など、考え方は人それぞれです。

そして、機種変更したあとの古いスマホを手元に残しておきたいのか、下取りや家族や友人に譲ってしまうのか、中古屋に売ってしまうのかなど、こちらもさまざまです。

まず、前提条件として、どんな購入方法であっても、スマホを手元に残しておくことは可能です。また、「スマホおかえしプログラム」を適用させなくても、従来の下取りは継続されています。

ちなみに以下の購入方法はどちらも同じ条件です。

  • 一括購入で24ヶ月後に下取りする。
  • 24回払いで24ヶ月後に下取りする。

そうなると「スマホおかえしプログラム」で購入した場合はどうでしょうか。

  • 36回払いで24ヶ月後に返却する。

ここで、疑問が。「下取り」と「返却」の違いは何かということです。

下取りとは

今お持ちのiPhone・iPad・ドコモのスマートフォンやタブレット、ドコモ ケータイなどを下取り申込みをし、お預かりさせていただくと、携帯電話機などのご購入代金から最大52,000円(税込)を割引!(2019年5月現在)

ドコモ:下取りプログラム

2019年5月現在、一番高額な下取り機種は「iPhone X」で52,000円です。2017年11月に本体価格119,880円で発売されていますので、1年6ヶ月経ちましたが、今下取りに出せば、実質負担金は67,880円となります。

2017年11月発売のiPhone Xを下取りに出すと以下の通りです。

  • 本体価格:119,880円
  • 下取り:52,000円
  • 実質負担金:67,880円

半額まではいきませんが、結構な金額で下取りが可能です。もちろん、下取り金額は毎月変更され、年々値下がりしていきます。しかし、わざわざ36回払いで「スマホおかえしプログラム」を適用させなくても、下取り金額によっては同じくらいお得に購入できます。

仮に、24ヶ月目に機種変更するなら、「下取り」の金額と、「スマホおかえしプログラム」の免除される金額を確認し、お得になる方法を選択すればいいでしょう。場合によっては、下取りであれば24ヶ月を待たなくても下取りで分割残金が相殺できるのであれば、もっと早いサイクルで機種変更も可能です。

他にも、「ドコモオンラインショップ」で購入すると、さらにお得です。

関連記事:【完全版】知らないと損する!店頭よりお得に購入できる「ドコモオンラインショップ」の活用方法!

古いスマホを残しておきたい人は36回払いがいい

購入したスマホを家族に譲る、思い出に残しておく、このような人は端末購入の割引がないため、どんな購入方法(一括購入、24回分割、36回分割)でも同じです。

しかし、2年後のことは誰も分かりませんので、1.残しておく、2.下取りに出す、3.返却するなど全ての可能性がある以上、36回払いにしておくほうがリスクは少ないでしょう。

【注意】端末購入時はdポイントは使わないほうがお得なるわけ

「スマホおかえしプログラム」は、36回払いで購入し、24回目以降に返却することがお得になる施策です。

端末購入時は、「dポイント」や「割引クーポン」を使用し、端末購入代金を安くすることができます。しかし、「スマホおかえしプログラム」を適用させる場合、これはお得にならず、むしろ損することになりますので注意してください。

dポイント3万円分をXperia 1 SO-03L購入時に使用した場合

  • 端末代金:103,032円
  • dポイント:-30,000円
  • 残金:73,032円

「スマホおかえしプログラム」では、dポイントや割引クーポン使用後の残金を36回払いし、24ヶ月目に返却することになります。

  • 実質負担金:2,028円×24ヵ月(48,672円)
  • 免除分:2,028円×12ヵ月(24,336円)

購入時にdポイント3万円分を使用した場合

  • dポイント使用なし:免除分34,344円
  • dポイント使用あり:免除分24,336円

もし、dポイントを使用せず、Xperia 1 SO-03Lを購入した場合、免除分34,344円ですので、約10,000円も損することになります。

dポイントや割引クーポンを使用することで実質負担金は減りますが、その代わり免除される金額も減ることになります。

dポイントは料金支払いや付属品購入に使うのがお得

スマホ購入時に、dポイントを使用すると損する可能性があります。しかし、「月々の支払いは減らしたい。」そんなときは、dポイントを端末購入に使用せず、ケータイ料金の支払いに使いましょう。

dポイント:ケータイ料金の支払いにつかう

ケータイ料金の支払いに使う場合、基本料金や通話料から減算になるため、端末購入分には充当されません。その結果、端末の免除分には影響せず、月々の支払いを安くすることができます。

また、充電器やフィルム、ケースなどの付属品を一緒に購入する場合、こちらの代金にdポイントを使用すれば、こちらも端末の免除分には影響しません。

ぜひ、覚えておきましょう。

オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,300円)もかかりません。

公式:ドコモオンラインショップ

公式:auオンラインショップ

公式:ソフトバンクオンラインショップ