自宅でスマートフォンやパソコン、テレビなどを使用していると、突然インターネットが遅くなることってありませんか?
特にYouTubeやNetflixが再生途中で止まったり、ウェブサイトを開くのに時間がかかったり、画像や動画が表示されなかったりすると、イライラしてしまいますよね。Wi-Fi接続していれば、通常の携帯回線よりも高速通信で安定していると店員からお勧めされ導入したという人は多いですが、説明されていた内容と違って通信速度が遅い、電波が安定しないなどの相談を受けるケースがあります。
この記事では、Wi-Fiが遅い原因とその解決方法について、初心者にも分かりやすく解説します。最新の技術や実際の体験談も交えながら、改善策をお試しください。
Wi-Fiとは?
まずは、Wi-Fiについて簡単におさらいしましょう。Wi-Fiとは、無線でインターネットに接続する技術のことです。昔は、パソコンにLANケーブルを接続してインターネットに繋いでいましたが、Wi-Fiが普及した現在では、スマートフォンやパソコン、TVなど、あらゆるデバイスをケーブルなしでネットに接続できるようになりました。
Wi-Fiの普及により、家中どこでもネットを使える便利な時代になりましたが、その一方で、Wi-Fiの速度が遅くなると、これらのデバイスがスムーズに機能しなくなり、ストレスが溜まります。
Wi-Fiが遅くなる原因とは?
Wi-Fiが遅くなる原因はさまざまです。以下に、よくある原因をいくつか挙げてみます。
使用しているデバイスの数が多すぎる
スマートフォン、iPhone、パソコン、テレビなど、複数のデバイス(端末)が一度にWi-Fiに接続している場合、回線が混雑し、通信速度が低下することがあります。特に大人数の家族が同時にネットを使っている場合、この影響は顕著です。
もし、自宅にあるデバイスを使っていない時はWi-Fi接続をOFFにするようにしましょう。
ルーターの設置場所が悪い
Wi-Fiルーターが家の隅や、壁で囲まれた場所に設置されていると、電波が届きにくくなります。また、電子レンジやBluetoothデバイスなどが近くにあると、電波干渉が発生して速度が低下することもあります。
専用アプリ等を使って、最適な場所を見つけましょう。
戸建て住宅で良くあるケースとして、1階にルーターが設置してあり、2階の部屋に入るとWi-Fiが届かない、Wi-Fiのアイコン(扇型アイコン)などが消えてしまうなどの相談が増えています。
古いルーターやモデムの使用
Wi-Fiルーターやモデムの技術は日々進化しています。古い機器では最新の高速通信に対応できず、速度が遅くなることがあります。たとえば、Wi-Fi 4(802.11n)やWi-Fi 5(802.11ac)のルーターを使用している場合、Wi-Fi 6(802.11ax)対応のルーターに交換することで、速度が劇的に改善される可能性があります。
ISPの通信制限
インターネットサービスプロバイダー(ISP)が、特定の時間帯や使用状況に応じて速度を制限することがあります。これを「スロットリング」と呼び、特にピークタイム(夜間など)に速度が遅くなる原因となります。
通信規格の問題(IPv4 vs IPv6)
多くの家庭でまだIPv4を使用していますが、最新のIPv6(IPoE)接続を利用すると、インターネットの混雑が減少し、速度が改善されることがあります。
どのデバイスが影響する?
Wi-Fi速度の問題は、接続しているデバイスの種類や数によっても異なります。最近ではほとんど家電製品でWi-Fi対応モデルが発売されており、Wi-Fiの接続台数が増えています。中でも、以下のデバイスはWi-Fi速度に影響を与えることがあります。
スマートフォンやiPhone
今では家族全員がスマートフォンを使用している状況も珍しくありませんが、スマートフォンやiPhoneを使っている際、アプリのバックグラウンドでのデータ通信やアップデートが、Wi-Fiの帯域を消費することがあります。また、複数のデバイスで同時に高解像度の動画をストリーミング再生したり、高負荷なゲームアプリも、他のデバイスの速度が低下する原因になります。
パソコン
特にデスクトップパソコンやノートパソコンでは、クラウドストレージへのアップロードや大量のデータダウンロードが、Wi-Fiの速度を大幅に消費することがあります。
テレビ
テレビでYouTubeやNetflixなどの動画をストリーミングする際、特に4K動画の場合、大量のデータが必要です。そのため、他のデバイスの速度が遅くなることがあります。
ルーターの設置場所を見直す
Wi-Fiの速度が遅いと感じた場合、以下の解決策を試してみてください。
Wi-Fiルーターは、家の中央に設置し、できるだけ高い位置に置くことをおすすめします。また、電波干渉を避けるため、電子レンジやBluetoothデバイスの近くは避けましょう。
5GHzの周波数帯を利用する
2.4GHzよりも、5GHz帯を利用すると、他の機器との干渉が少なく、速度が向上することがあります。ただし、5GHzは障害物に弱いので、ルーターからあまり遠くない場所で使用することが重要です。
IPv6への切り替え
インターネットサービスプロバイダーがIPv6(IPoE)に対応している場合、これに切り替えることで、通信速度が劇的に改善することがあります。IPv6は、より効率的な接続方法を提供し、ネットワークの混雑を避けるのに役立ちます。
ルーターのアップグレード
古いルーターを使用している場合、新しいWi-Fi 6対応ルーターに交換することを検討してみましょう。最新のルーターは、複数のデバイスが同時に接続しても、安定した通信を提供します。また、最新の技術を活用することで、将来的なインターネットの高速化にも対応できます。
デバイスのバックグラウンド通信を制限する
スマートフォンやパソコンのバックグラウンド通信を制限することで、他のデバイスが快適にインターネットを利用できるようになります。特に、アプリの自動更新やクラウドサービスの同期をオフにすることで、速度が改善されることがあります。
まとめ
Wi-Fiの速度が遅くなる原因は、デバイスの数、ルーターの性能、設置場所、プロバイダーの設定など多岐にわたります。しかし、適切な対策を取ることで、通信速度を劇的に改善することが可能です。インターネット初心者の方でも、この記事で紹介した解決策を実践することで、ストレスのない快適なネット環境を手に入れることができるでしょう。
次にやるべきことは、まず自宅のWi-Fi環境を見直し、ルーターの設置場所やデバイスの設定を確認することです。もし、それでも問題が解決しない場合は、ルーターのアップグレードやIPv6への切り替えを検討してみてください。そうすれば、動画の途切れやウェブページの読み込みが遅くなるイライラから解放されるはずです。
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