UQ mobileとは、2015年12月にできたau回線を使用するMVMOです。格安SIMと格安スマホを取り扱っているキャリアの中でも人気上昇中の格安キャリアの1つです。簡単に言えばauのサブブランドのようなものです。
最近では、頻繁にCMも流れますので知名度も急上昇の格安SIMですね。大手キャリアは料金が高いというイメージもあり、通信費を抑えるために格安SIMに切り替える方も増えています。
今回は「UQ mobile」はどんな方にオススメなのか、また注意点やデメリットは何かを解説していきます。
Contents
通話プランは2種類だけ
UQ mobileでは、「通話+通信」と「通信のみ」の2種類です。そして、通話は「おしゃべりプラン」か「ぴったりプラン」の2種類のプランから選びます。
最近では、24時間通話無料のかけ放題プランも増えていますが、UQ mobileでは提供していません。もし、通話がメインならこの時点でUQ mobileは対象外となります。
おしゃべりプラン
おしゃべりプランとは、1回の通話が5分間までなら何度でも通話ができるかけ放題プランです。5分間を超えた通話料金は20円/30秒となりますので、長時間の通話をしてしまうと料金が高くなります。
しかし、通話の回数制限はありませんので、5分を超えそうなら一度通話を終了し、再度掛け直すことで超過を防ぐことは可能です。
ぴったりプラン
ぴったりプランとは、1ヶ月間の通話時間がSプランなら最大60分、Mプランなら120分、Lプランなら180分となります。それ以上の通話料金はこちらも20円/30秒となります。
ちなみに通話時間を増やそうとすると、データ容量も増えてきます。そうすると基本料金が高くなるので、全体の料金を抑えたい方は「おしゃべりプラン」をオススメします。
S・M・Lはデータ容量の違いだけ
基本料金はSプラン3,278円、Mプラン4,378円、Lプラン6,578円の3つの中から選択します。
現在はキャンペーン適用で初年度毎月1,000円引きもされているので、初年度はSプラン2,178円・Mプラン2,980・Lプラン5,478円になります。
S・M・Lプランは、使いたいデータ容量によって変わります。
Sプランは1GB、Mプランは3GB、Lプランは7GBまでとなります。ですが、データ容量が最大2倍になるキャンペーン（増量オプション）を実施しているので、Sプランだと2GB、Mプラン6GB、Lプラン14GBとお得だと思います。
UQ mobile：増量オプション
料金体系は通話プランの2種類、あとは使用したいデータ容量によって、金額が決まるのでわかりやすい設定ですね。
もちろん、途中で料金プランや契約変更も可能です。
UQ mobile：my UQ mobile
2018年12月1日より、月額料金はそのままで、基本データ容量は「プランS」の場合は1GB→2GB、「プランM」は3GB→6GB、「プランL」は7GB→14GBに変更されます。
また、「増量オプション」および「データ増量キャンペーン」が適用で、基本データ容量が2GB+1GB、6GB+3GB 、14GB+7GBと増量になり、Sプランは3GB、Mプラン9GB、Lプランは21GBになります。
大手キャリアとの比較
店舗数が少ない
大手キャリアに比べてまだショップが少ないのが事実。主要都市、大型ショッピングモールにあるケースがほとんどの状態ですが、店舗数は徐々に増えてきています。
しかし、専門店でなくとも家電量販手や町の携帯ショップ（併売店）などでも取扱い、相談はできますが、やはり窓口で気軽に相談できる環境が必要な方は大手キャリアが安心です。
販売製品が少ない
携帯の種類にも多少違いがあります。
Androidについてはauにも取扱いのある機種が何機種かラインナップしていますが、一番人気はiPhoneです。iPhoneの取り扱いはiPhone 6SとiPhone SEのみとなっていますが、今後は増えてくるでしょう。
ちなみに、ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」も同様ですので、UQだけということではなく格安層全体ですので、UQの端末が劣っているわけではありません。
どうしても、最新機種でUQモバイルもしくは格安を使いたいといことがあれば、AppleでSIMフリーiPhoneを購入してUQ SIMを購入していただければ使えます。
故障時に困る
UQで購入された製品であれば、UQスポットにて修理の受付が可能です。しかし、店舗数が少ないため、故障したときの修理受付等は基本的に電話での対応になるところです。
- UQ mobile端末補償サービス受付センター：0120-466ｰ446
- UQ mobile：UQスポット一覧
UQ mobileで販売している機種についてはお買い上げ日から1年間となります。「端末補償サービス（380円/月）」にご加入いただくと、故障時の機種交換サービス、修理サービスの他、盗難・紛失時にも補償サービスをご提供しています。
ちなみに、格安SIMは他社の製品をSIMロック解除して、SIMだけUQを使用しているケースもあります。
その場合、端末が壊れてしまったとしても、他のSIMフリー端末を購入するか、中古や家族のおさがりスマホを用意している方が多いです。中古でスマホを探すなら「イオシス」が人気です。
UQ mobile：動作確認端末一覧
デメリットと注意点
- 故障したとき
- 通話が多いとき
お住まいの近くにUQ専門店が無い可能性があります。
駅近くにはauショップなどがあったりしますが、現状UQの専門店があるところはまだ少ないので大型ショッピングモールに行かないといけないケースもあります。ですが、店舗が少なくても申し込みはネットがほとんどです。こちらはあまりデメリットと言えません。
注意することは、UQでスマホを購入していて、端末が故障した場合のみです。
また、上記でも紹介していますが、5分のかけ放題や1ヶ月の無料通話分が決まっている料金プランになっていますので、長電話や仕事などで使ってしまうと料金が増える可能性があります。
24時間のかけ放題がないので、多く電話する方はあまりオススメできません。また、現状では自宅の固定電話や光回線とセットで割引になるようなサービスがないので、全てまとめてやりたいという方は注意です。
通話が多い人も注意が必要です。
どんな人にオススメなのか？
上記の件をクリアできる方は、基本的にUQにしていただければ月々の携帯料金が安くなるのでお勧めです。
特にauの方も今の料金が高いと思うなら、必ず見積もりに行ったほうがいいと思います。auのサブブランドなので特別特典非対応ケースがほとんどですが、今と同じ電波が使えて料金が今より格段に下がるのならauで料金払うより経済的でメリットがあると思います。
逆にデメリットをクリアしたという方で、ドコモやソフトバンクの方は月々の料金が安くなり、特典もご紹介したものプラスであったりしますのでお勧めです。
目安は毎月の携帯料金が8,000円を超えている方です。それ以上、支払っているなら十分安くなる可能性があります。また、自分のおさがりスマホを子供や祖父母に使わせる格安SIMとしては満足度は高いです。
申込方法は簡単！
UQ mobileを利用するための方法は簡単です。新規で番号を持つ場合は端末だけ用意するだけ申し込みができます。
現在、他社の携帯を使っているならMNP（乗りかえ）をすることで、使用している携帯番号をそのまま継続して利用することができます。しかし、～@docomo.ne.jp・～@softbank.ne.jp・～@ezweb.ne.jp等のキャリアメールは使用できません。
※GmailやYahooなどのフリーアドレスは使用可能です。
次に、使用するスマホを確認します。対応端末は決まっているので、自分でスマホを用意する場合、事前に対応しているか確認してください。
UQ mobile：動作確認端末一覧
また、家族のおさがりスマホや中古で購入したスマホ、他社のスマホをそのまま使用する場合、MNP（乗りかえ）をする前には「SIMロック解除」が必要になります。
中古で購入したスマホをSIMロック解除する場合、製品を取り扱っているキャリアで実施してもらうことになります。また、最近ではSIMフリー端末が増えていますが、こちらはSIMロック解除は不要です。
中古のスマホを買うならここ：イオシス
対応端末を確認したら、あとは本人確認書類（免許証や住民基本台帳カードの写真付、保険証+補助書類）と毎月の引き落としのための銀行口座かクレジットカードを用意するだけです。
知って得する！
オンラインショップで購入すると、頭金（相場5,000円～15,000円）がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料（2,000円もしくは3,000円）もかかりません。
公式：ドコモオンラインショップ
公式：auオンラインショップ
