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あなたはいくつ当てはまる?料金プランを上げるより「Wi-Fi」が必要なのはこんな人。

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Wi-Fi

スマホやタブレットが普及することで、便利になりつつも、新たな問題も発生しています。

それは、ギガが足りない、パケット通信の使い過ぎ、データ通信量の上限超えなどによる、速度制限の問題です。大容量のプランは提供されていますが、それに合わせてWi-Fiがあったほうが良いということも頻繁に聞くようになりました。

そこで、今回はケータイ料金のプランを上げるべきか、Wi-Fiを導入するかで悩んでいる方に向けて、詳しく解説していきます。

Contents

データ通信量が足りないときに起こる問題

Wi-Fi

現在、どのキャリアもスマホのパケットプランにデータ使用量の上限を設けています。

通常、スマホやタブレットのインターネット利用時の通信速度は非常に早く、快適に利用できます。しかし、契約プランの規定量を超過すると通信速度制限かかり、通信速度が遅くなってしまいます。

サイトへのアクセスに時間がかかる

ネットで調べ物をしても、接続に時間がかかるので目当てのサイトになかなか繋がりません。

スマホの大きな特徴である「手軽にインターネットを使うことができる」を活かすことができなくなってしまいます。非常に勿体無いですよね。例えば、通常速度であれば次のページを見るまでに「1秒」で済むところが、速度制限状態では「1分」ほどかかってしまいます。

写真の送信や受信に時間がかかる

スマホ人口の中で、LINEやメールで写真を送る人の割合はかなり高いです。

また、近年InstagramやFacabookへ写真をアップローする人も増えています。しかし、速度制限がかかると相手に送信完了、SNS上にアップロードが完了するまでに大幅な時間を要します。

逆に写真を送ってもらったりSNSで閲覧する人も多いですが、写真を読み込むまでに時間がかかるので、気になる物をただ見るだけなのに時間がかかります。

動画が再生できない

YouTubeを始め、最近ではTikTok(ティックトック)などのサービスの普及で、スマホで動画を観ることも珍らしくありません。しかし、速度制限がかかった時に一番問題になるのがこの動画閲覧です。

動画を再生をすることはできますが、1分に1回ほどのペースでデータを読み込むために動画が止まります。停止の時間も数分かかることがあるので、短い動画だとしても視聴が終わるまでに一苦労というかイライラします。

データ通信量(パケット・ギガ)を使い過ぎてしまい、速度制限がかかるとスマホでネット検索も音楽視聴や動画再生がほとんど出来ません。

速度制限ってどれだけ不便なのか

「通信が遅くなる」と繰り返し申しましたが、どれくらい遅くなってしまうのでしょうか。体感する限りだと、通常の10倍ほど接続に時間がかかるようです。

例えば、YouTubeで5分の動画を見ようとした時、通常速度であれば読み込みは数秒で終わりますが、速度制限がかかると読み込みに10分ほどかかります。

観たい動画よりも長い時間を読み込みに取られてしまうのです。

通信速度が遅くなることで、不便になるというレベルではなく、もはや使いモノにならない状態になってしまいます。

料金プランを上げるか、Wi-Fi環境を作るか?

それでは、どうしたら速度制限を防ぐことができるのでしょうか。「スマホの利用を控える」と、言ってもどうしても必要な時もありますので他の方法で解決したいですよね。

速度制限問題を解決する方法は2つです。1つは「現在契約しているパケットプランをより大容量のプランに変更する」、もしくは「Wi-Fi環境を作る」です。

大容量の料金プランに変更する

現在、主要キャリアは大容量のパケットプランを用意しています。

ドコモはウルトラパックL、LL・ウルトラシェアパック30、50、100、auはauフラットプラン20・30、SoftBankはデータ定額50GB・20GBです。いずれも10GB以上通信を使うことができるプランです。

たくさん動画を観る人でも、1ヶ月20〜30GBあれば足りることが多いため、こういったパケットパックに変更すれば速度制限がかかる可能性は低くなるでしょう。

スマホの料金プランを上げる(変更する)ことで、快適に利用することはできますが、月々の料金は高くなります。

Wi-Fi環境を作る

自宅にWi-Fi環境を作れば、無制限でインターネットを使うことができるようになります。

速度規制はキャリアの回線にのみかかるため、有線のインターネットを使ったWi-Fiは関係ないのです。自宅のインターネット回線の契約もフレッツ光だけでなく、各キャリアで契約することができます。ドコモ光、auひかり、SoftBank 光などが有名ですね。

自宅にWi-Fi環境を作ることで、無制限で高速通信が利用することはできます。しかし、携帯料金のほかに光回線の契約が必要になります。

【比較】料金プランを上げるか?Wi-Fi環境を作るか?

スマホの料金プランを変更するか、Wi-Fi環境を作るか・・・と、言われてもどちらが良いのかピンとこない方もいるでしょう。

今回は、例としてドコモの料金プランでそれぞれのメリットとデメリットを紹介します。

現在、データMパック(5,000円/月、5GBまで)契約中の方で、プラン変更かWi-Fi環境を作る(ドコモ光の導入)か比較をします。

料金プランを変更する場合

ウルトラデータLL(8,000円/月、30GBまで)に変更すると、料金は+3,000円です。

変更手数料はかからず、インフォメーションセンターへの電話やオンラインから手続きが可能なのでお手軽です。しかし、データ通信量に上限があることには変わらず、また超過して速度を戻す場合は「+1,000/1GB円」かかってしまいます。

Wi-Fi環境を作る(ドコモ光の導入)

マンション(集合住宅)に住んでいると、4,000円/月でドコモ光を導入することができます。

さらにドコモのケータイを契約しているのであれば、「光セット割」が適用できます。データMパックだと800円/月ケータイ料金から割引されるので実質プラス3,200円でWi-Fi環境を作ることができます。

自宅内ではインターネットが使い放題になり、料金も固定です。

ちなみに、工事費最大15,000円(戸建の場合18,000円)と手数料3,000円がかかります。しかし、工事費無料キャンペーンやキャッシュバック、ポイント還元などで相殺することは可能です。

※プロバイダによっては4,620円/月、戸建だと5,720円もしくは5,940円/月

実はスマホの料金プランを上げても、自宅に光回線を導入し、無制限で使い放題にしたとしても、どちらも月々に支払う金額はあまり変わりません。

もし、家族でスマホを使っているなら、家族全員の携帯料金が安くなる可能性もありますね。

料金プランを上げるならWi-Fiを導入しよう!

毎月の料金や初期費用のことを考えると、プラン変更するだけの方が手っ取り早いと思う方も多いでしょう。しかし、Wi-Fiの需要は年々高まっています。

アップデートやバックアップにWi-Fiが必要になる

インターネットが使い放題になるだけではなく、スマホのアップデートやバックアップにWi-Fiが必要なのです。

例えば、iPhoneやiPadの場合、ソフトウエアやOSのアップデートはWi-Fiがないとできません。アップデートをせずともスマホは使えますが、アプリなどの不具合が起きやすくなってしまいます。快適に利用するためにはアップデートが必要です。

データのバックアップもクラウドで行うことが多くなっています。特にiPhoneを使っている方はパソコンがない場合、Wi-Fiがないとバックアップができません。

iXpandなど外付けSDカードでもバックアップは可能ですが、別途購入が必要ですし、万が一バックアップを取った媒体を紛失してしまうと大変です。しかし、クラウドであれば紛失の心配もありません。

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解約済みのスマホやタブレットが使える

Wi-Fi環境があれば、機種変更後のスマホやタブレット、解約済みのタブレットなど、回線契約がない端末でもWi-Fiで利用することができます。

お子さん用に自宅だけで利用できるスマホやタブレットの需要は大変多く、親が使ったスマホのお下がりを使わせている家庭も多いです。新規でスマホを持たせると月額料金が発生しますが、Wi-Fiだけの利用であれば無料です。

もちろん、ネット検索だけでなく、動画視聴、LINE等の利用も可能です。

スマホやタブレットを使うなら、Wi-Fiを導入した方が圧倒的に便利です。家族でスマホを使っているなら家族全員の料金が安くなることもあります。

Wi-Fi環境はキャリアにまとめること

先述しましたが、現在各キャリアでインターネット回線の契約ができます。

ドコモならドコモ光、auならauひかり、ソフトバンクならSoftBank 光Softbank Airという名称で提供しています。

自分が使っているケータイの会社とまとめるとメリットがあるのです。

セット割引を受けることができる

ケータイとセットにすることにより、ケータイ料金の割引を受けることができます。

ドコモ光セット割は単独パケットパックの場合500円〜1,600円、シェアパックの場合800円〜3,500円。各回線ごとにauスマートバリューは500円〜2,000円。SoftBankおうち割光セットは500円〜1,000円が割引になります。

年間で考えればかなりの割引額です。インターネットの導入をするならケータイと同じ会社でまとめた方がお得なのです。また、家族で割引になる場合、セット割引の金額でWi-Fiの導入金額を相殺することもできますね、

問い合わせ窓口がまとまる

インターネットは、電話で勧誘を受けて契約をしたり、家電量販店でパソコンなどを買う時にセットで加入することが多いでしょう。

しかし、言われるがままに契約をしてしまったがために、どこの会社へ加入したのかイマイチ把握していない方も増えています。何か質問があった時にどこに問い合わせればいいのかもわかりません。

しかし、ケータイの会社とまとめることにより、どの会社と契約をしているかもわかりやすくなり、不明点があれば近くのキャリアショップへ行けば大体のことは教えてくれるので安心です。

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