売れないと話題のiPhone XRですが、ドコモでは発売からわずか1ヶ月で値下げをするという異例の事態となりました。
ソフトバンクでも、2019年1月30日よりiPhone XRを1万円値下げすると報道がありましたが、実はGoogle Pixel 3、Google Pixel 3XLも1万円値下げしています。しかも、新規やMNPだけでなく、機種変更も対象です。
ただし、スマ放題で機種変更すると1万円の値下げは入らないので注意が必要です。（その代わり月月割は適用になります）
今回は、「iPhone XR ハッピープライスキャンペーン」と「Google Pixel 3 ハッピープライスキャンペーン（2019年4月2日まで）」の1万円値引きに隠された罠と、メリットについて解説します。
1万円値引きでもそんなに変わらない
iPhone XRやGoogle Pixel 3、Google Pixel 3XLを一括で購入すれば、単純に10,800円値下げされます。それでは、分割で購入した人は、毎月いくら安くなるのでしょうか？
ここでは、iPhone XR（64GB）で解説していきます。
iPhone XR（64GB）の場合
通常価格
48回分割
- 2,220円×48ヶ月＝106,560円
25ヶ月目に機種変更する場合
- 2,220円×24ヶ月＝53,280円
iPhone XR ハッピープライスキャンペーン機種代金（10,800円割引）適用
48回分割
- 1,995円×48ヶ月＝95,760円
25ヶ月目に機種変更する場合
- 1,995円×24ヶ月＝47,880円
分割支払金が2,220円から1,995円になるので、毎月225円安くなります。
25ヶ月後に機種変更した場合の支払総額は、53,280円から47,880円に、5,940円安くなっていますね。
「1万円の値引きじゃないじゃん！」と思うかもしれませんが、これは4年分割で契約しているためです。
2年分割もしくは4年分割でも4年間端末代金を払い続ければ、きちんと10,800円値引きになりますが、「半額サポート」ありきで契約をすると、実際1万円値引きされる前に機種変更してしまうので、ハッピープライスキャンペーンの値引き額も半額になります。
ソフトバンク：iPhone XR ハッピープライスキャンペーン
ソフトバンク：Google Pixel 3 ハッピープライスキャンペーン
10万円未満で分割審査が緩くなる
ハッピープライスキャンペーンのメリットは、「半額サポート」のせいで半減してしまいます。しかし、10,800円値引きされたことで、iPhone XR（64GB）が95,760円、Google Pixel 3の128GBが98,160円になり、端末代金が10万円未満になります。
今までは、iPhone XR（64GB）やGoogle Pixel 3（128GB）も総額10万円以上でしたので、分割購入する際の審査基準は通常よりも厳しく、年収や借入状況などの登録が必要でした。そのため、専業主婦やパートなど、収入の少ない契約者本人だけでは分割購入できず、家族の年収と合算して申告する必要がありました。
しかし、10万円未満になることで分割の審査が通りやすくなるという最大のメリットがあります。
また、iPhone XR（64GB）が95,670円、iPhone 8（64GB）が86,400円と、端末代金の差が小さくなりました。ハッピープライスキャンペーンのおかげで、iPhone 8ではなくiPhone XRでも、大幅値引きで手に入る可能性が高くなります。
毎年恒例のキャッシュバック増額は2月～3月が狙い目です。
とくに、今年は4月から端末のセット販売禁止の動きがあるので、盛り上がる可能性大です。iPhoneが高いので安くならないかと悩んでいる人は、これから3月までがチャンスです。
オンラインショップで購入すると、頭金（相場5,000円～15,000円）がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料（2,200円もしくは3,300円）もかかりません。
公式：ドコモオンラインショップ
公式：auオンラインショップ
