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ソフトバンクの「HUAWEI nova lite 2」高コスパで売れてるスマホ。

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HUAWEI nova lite 2

「ネットとメールと電話とSNS位しか使ってないのに2年毎に10万円もかかる機種を買い続けるのはどうかなあ?」と疑問を持ち始めた人達へ、今回は3万円程度で買える機種「HUAWEI nova lite 2」の話です。

日本でも認知度が高くなってきているHUAWEIですが、novaのシリーズは低価格でコスパが良いという位置付けです。ソフトバンクでは同時期に「HUAWEI Mate10 Pro」も発売していますが、Mateのシリーズは高価格で高性能という位置付けです。

HUAWEI nova lite 2は低価格ながら、スマホとして十分な機能を備えた最新機種となります。

Contents

HUAWEI nova lite 2の本体価格

HUAWEI nova lite 2

機種代金は30,720円、iPhoneとはかなり違いますね。

iPhoneシリーズで人気がありそうな機種、iPhone Xs(256GB)の機種代155,040円と比較して見ましょう。

24回払い 48回払い
iPhone Xs(256GB) 6,460円/月 3,230円/月
HUAWEI nova lite 2 1,280円/月 640円/月

2年分割ならば2年後機種は自分のものとして残せますが、iPhoneと比較した月額料金は5,000円以上も変わります。

当たり前の話になりますが、性能を比較するならiPhoneの方が高性能なのは間違いありません。ただ、毎月これだけの差額が発生してでもiPhoneにこだわる人って、どれだけいるのでしょうか?

「実質無料」「機種変更しても維持費が変わらない」そういった前提があったからこそiPhoneが売れていたという点はあったと思います。「スマホの月額料金が毎月3,000~6,000円程度上がるけれどiPhoneにするよね?」と言われれば、さすがにこれほどiPhoneは流行らなかったのではないでしょうか?

HUAWEI nova lite 2の性能

HUAWEI nova lite 2

本体価格が3,0720円というのがHUAWEI nova lite 2の魅力の1つですが、これだけ本体価格が安いと性能もよっぽど酷いのではと心配してしまうかもしれません。

Androidスマホでは過去にarrowsシリーズやDIGNOシリーズのように、大きな批判を集めた機種もありました。

arrowsシリーズは高機能の無茶な詰込み、DIGNOシリーズは本体容量の空きが無さすぎが問題で批判の的になりましたが、現在この両方の点で問題のある機種はさすがになくなってきたと思っています。

その点、HUAWEI nova lite 2は最低限の容量は確保していますし、必要のない機能はバッサリと切り取って高いコスパを実現しています。

基本スペック

サイズ(高さ×幅×厚さ) 約150×約72×約7.5mm
質量 約143g
ディスプレイ 約5.7インチ
メインカメラ 約1300万画素/200万画素
フロントカメラ 約800万画素
電池容量 3000mAh
連続待受時間(LTE) 約578時間
ROM 32GB
RAM 3GB
CPU Kirin 659 2.36GHz+1.7GHz
防水/防塵 -/-

処理の重いゲームをガンガンやりたい人はハイスペックな機種が必要になりますが、そうでもなければ十分な性能でしょう。

画面サイズは5.7インチと中々の大画面なのですが、ベゼルが狭めなので片手で楽に持てるサイズ感ですし、143gなので大きさの割にかなり軽い機種となります(iPhone Xsは5.8インチで177g)。

大画面で軽い設計ですがバッテリーも3,000mAhの大容量なので、電池持ちも安心でしょう。むしろ高機能でない分消費電力も少なめなのでは?本体容量は32GBですがSDが使えるので、大量の写真や動画も保存できます。新しい機種なのでOSも新しく、長く使えると思います。

本体価格を抑えている割にちゃっかりデュアルカメラ搭載なので、ボケ味のある写真が撮影できます。画素数は1,300万画素なのでiPhoneほどの性能は期待できませんが、現像しないでスマホで写真を閲覧する分には十分なのではないでしょうか?

また、意外に顔認証もちゃっかり搭載しているのは驚きです。背面には指紋認証も搭載されているので、iPhoneで騒がれていた指紋認証と顔認証の良いとこどりですね。

あまりスマホに詳しくない人でも「シンプルモード」を搭載しているので、シンプルスマホのように大きな文字やアイコンで、しかも大画面なので、年配の人にはかえって使いやすいかもしれません。これなら通話やメール、インターネットはもちろん、SNSも十分に楽しめます。

実際、高機能なスマホには多彩な機能が備わっていたりもします。

ただ「スマホを何に使っている?」と聞かれて「電話にメール、SNSかな・・・」というような回答は、高機能な機種を持っている人でも高コスパな機種を持っている人でも、大して変わらないとも思います。

「HUAWEI nova lite 2」なら、大部分の人にとって十分な機能を持ったスマホになり得るでしょう。

HUAWEI nova lite 2のデメリットとは

HUAWEI nova lite 2を全ての人に勧められる位の勢いに感じたかもしれませんが、実際私はiPhoneを使っています。

長く使っているというのもありますが、やはり写真や動画は綺麗なほうが良いからです。

全ての人にとってiPhoneを買うのがおかしいというのではなく、これだけ価格差があれば「低価格なスマホの方がいいのでは?」というようなことが、今後増えてくるんじゃないかと思っているのです。

HUAWEI nova lite 2は価格が安いので、もちろんデメリットもあります。そこで、デメリットについてもまとめてみました。

中国製という点

HUAWEIの本社は中国なので、日本人の中には中国製を毛嫌いする人も多いと思います。

ただ、HUAWEIはミドルスペックな機種からフラッグシップモデルな機種まで、幅広く手掛けていて、かなり大手の企業です。2017年にはiPhoneのAppleを抜いて世界第二位のシェアを取りました。

世界的に見ると認知度は非常に高い、大企業です。

カメラの画素数が低い

デュアルカメラ搭載で背景をぼかした写真の撮影も可能ですが、現在のスマホの中では画素数は高くはありません。

メインカメラは1,300万画素と200万画素デュアルカメラ、自撮りは800万画素です。

個人的な意見としてですが、5.7インチ程度のスマホ画面で見るのであれば、言うほど画素数で質に差は出ないと思いますが、並べて比べるとやっぱり違いはわかります。最新のハイスペックスマホの特徴として自撮りカメラの広角がすごく広く、幅広い範囲での自撮りが可能ですが、そこも普通の範囲内となります。

ただ、3万円の機種代金でデュアルカメラというのは思い切ったなぁと思います。そもそも、カメラ機能はスマホの本体価格を上げる要因の1つなので、そこにこだわらない人にとってはコスパの面で逆にメリットに感じるかもしれません。

TV・防水・おサイフケータイが無い

TV、防水、おサイフケータイ、どれも搭載されていません。

ここについては必要・不必要とハッキリ分かれる部分だと思いますが、元々iPhoneユーザーであった人であれば気にならないでしょう。なぜなら、これら3つの機能はどれもiPhone 6sまで搭載されていなかった機能だからです。

TV機能については、未だにiPhoneでは搭載されていません。防水については重要視する日本人は多いですが、実際防水があってもなくても、使い方が変わらない人が多いです。

自分はお風呂でも平気で使う人ですが、それを話すと驚く人が未だに多いです。防水が付いていてもどうせ水には沈めないのであれば、実際の使い方はそう変わらないでしょう。

充電時間が長い

最新スマホは、microUSBからTYPE-Cに変わってきていますが、HUAWEI nova lite 2はmicroUSBです。

そのため1.0AのACアダプタだと充電にかかる時間は210分とかなり長めです。ただ、今時1.0AのACアダプタは主流だとは思えませんし、1.8Aのアダプタも安価で手に入ります。まぁ、microUSBは差込口の向きが決まっているので、暗い所で刺す時はちょっともどかしいですね。

デメリットも多いですが、ハイスペックスマホの本体価格と比べてみて、価格差を埋めるだけのデメリットと捉えるかどうかは、本当に人それぞれです。

【まとめ】選択肢を広げるとき

HUAWEI nova lite 2を中心に紹介してきましたが、それでHUAWEI nova lite 2が魅力的に感じる人もいれば、全く魅力に感じないという人もいると思います。

それでも月月割が無くなった今、端末代金というのは機種選びで重要なポイントとなります。というより、今までほとんど関係なかったというのが異常でした。

わかっていてiPhone XSを買うならそれもアリだし、わかっていてHUAWEI nova lite 2を買うならそれもアリだと思います。

自分に合った機種がどちらなのか全くわからずに、自分の選択肢を狭めてしまうのが一番もったいないと思います。文字通りスマホが高い買い物になった今、通信費全体を考えて機種も選ばないと、2年の支払総額で10万円以上の差がでるケースもあります。

ちなみに、どうしても防水は欲しいという人には、同じ30,720円でDIGNO Jという機種もあります。

デザインや処理速度の安定性からHUAWEI nova lite 2を紹介しましたが、そこが問題ないなら①国産、②防水耐衝撃、③TYPE-Cの急速充電(140分)と、先ほどのデメリットの大部分をカバーしています。

SNSすらほとんどしないという人なら、こちらもアリかもしれませんね。