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なぜ携帯電話の解約は電話で手続きできないのか?店頭受付の理由を探ってみた!

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解約

ソフトバンクやau、docomoなど大手キャリアの解約は、店頭でしか手続きできず、電話窓口やインターネットでは解約ができません。

これについて「なんで来店しないとできないの?」と思ったことはありませんか?新規契約や機種変更などはネットで手続きできる時代です。料金プランの変更も電話やネットで行えます。解約に繋がるMNP予約番号の発行も電話やインターネットで行えます。

「何で大手キャリアの解約手続きは電話やインターネットでできないの?」

これについては、実際にソフトバンクに問い合わせたことがあります。どんな理由なのか気になりませんか?今回は、大手キャリアでの「解約手続き」に来店が必要な理由を考察します。

Contents

総合案内で解約について問い合わせてみた!

解約

知りたいことがあれば、直接聞くのが一番です。そこで、ソフトバンク窓口に来店不要で解約ができない理由を問い合わせてみました。

「お客様から解約書類にサインをいただき、その場でお渡しする書類等もございますのでソフトバンクでは対面でのお手続きとさせていただいております。」

でも、料金プランの変更や機種変更だってサインとは言わずとも、詳細の説明は必要ですし、同意も必要です。プラン変更はできるのに、解約できない理由についても問い合わせました。

「ソフトバンクとしての運用がそのようになっておりますので、上記でご回答させていただいた内容の他には、お客様にお伝えできることはありません。」

んん???

こういうものだからと言われればそうなのかもしれませんが、他の通信会社でも解約は店頭受付のみです。

解約手続きが店舗受付のみの理由

一般には知られていませんが、解約手続きというのはやり直しができません。一度解約手続きをしてしまうと、もう同じ携帯番号を取り戻すことはできません。

いつも使っている電話番号が急に使えなくなったら、仕事でもプライベートでも困ってしまうでしょう。

そうなると取り返しがつかないのが「なりすまし」による解約です。「電話窓口で他人が勝手に解約してしまう」、「ネットで勝手に解約してしまう」などの事態があった時、キャリア側でも責任が取れません。

間違えて解約したとしても、解約手続きのキャンセル、つまり電話番号を戻すことができないからです。

そのため、解約手続きについては店頭のみの受付となっています。ただし、店頭であれば、委任状を使っての解約も受付しています。

ちなみに「格安スマホ」では、解約手続きが「インターネットのみ」というところもあります。

au、docomoでも解約について聞いてみた!

他社で聞いたらどのような回答になるか、試しに「au」と「docomo」でも聞いてみました。

auの回答

来店以外での解約手続きの場合、解約日の日数に誤差が生じてしまう可能性があるため。

docomoの回答

解約は取り消しができず、なりすましによる不当な解約の可能性があるため、店頭で本人確認の上、解約手続きを取っているため。

auの理由というのは、なぜ来店以外の解約手続きだと日数に誤差が発生するのかが、正直理解できませんでした。docomoの回答が一番まともに感じますよね?

オペレーターによって回答が変わる可能性はありますが、今回の回答だけでdocomoがしっかりしていて、ソフトバンクが酷いとはなりませんが、3社で回答が違うのはちょっと意外でした。

「解約させたくないのでは?」という可能性

「大手の3キャリアは解約されるのが嫌だから、わざと来店しないと解約できないようにしているのでは?」と考えている人もいるのではないでしょうか?

この線もあるかなと思いますが、やはり「なりすましによる解約阻止」の為の来店だと思います。その理由は、予約番号の発行手続きはインターネットや電話で出来るからです。(インターネットはdocomoのみ)

死亡による解約などと違い、MNP予約番号の発行は顧客を他社に取られてしまう手続きです。契約者数が減るのが嫌であれば、予約番号の発行こそ、来店必須にするはずです。

ですが、来店不要で手続きできる電話での予約番号発行では、すごい引き留めにあいます。おそらく、3大キャリアで契約していて最も親切で手厚い接客を受けられるタイミングがMNP予約番号の取得でしょう。

新規契約でさえ、あんなにしつこく引き留めません。

docomoのみインターネットから予約番号の発行が可能ですが、引き留めのページが多い上、手続きを進めるボタンが小さくて目立たないなど、スムーズにいかせない工夫が満載です。また、MNP予約番号を取得しても、その時点では解約にはなりません。他社へ乗り換えをした時点で自動解約となりますが、その契約には必ず本人確認が必要です。

つまり、予約番号をなりすましで発行できたとしても、なりすましによる乗り換えは難しいという判断なのでしょう。だからこそ、解約は来店必須でMNP予約番号の取得は電話でも手続きが可能なのだと思います。

MNP予約番号取得方法については、下記の電話番号から取得可能です。受付時間は9時~20時までとなっており、「MNP予約番号」の有効期限は予約当日を含め15日間です。有効期限を過ぎた場合、MNP予約番号の再取得が必要です。

docomo

  • ドコモ携帯電話:151
  • 一般電話:0120-800-000

au

  • 共通:0077-75470

SoftBank

  • ソフトバンク携帯電話:*5533
  • 一般電話:0800-100-5533
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