【ソフトバンク】一部のユーザーだけが最大9割も携帯料金が安くなっている！その条件とは何か？

菅官房長官が発言した「4割は下げる余地がある」という発言ですが、実はソフトバンクでは、すでに9割もの値下げを完了しています。

ただし、あくまで一部のユーザーだけが安くなっている状態で、多くの方は9割も下がっていません。「自分の料金は全く安くならない、どうすれば携帯料金は安くなるのか？」そんな疑問をお持ちの方も多いでしょう。

多くの記事では、ソフトバンクの値下げに対して否定的な意見が多いので、今回はソフトバンク側の立場で、なぜ9割値下げしたと言えるのかを解説します。まぁ、ほとんどの方が気づいてないですし、安くなったと実感できていないでしょうが。

1GB当たりの単価で計算してみる！

総務省が値下げ値下げと言っているのは、携帯の「月額料金（端末代金含む）」ではなく「通信料金（端末代金除く）」の話です。

端末分離プランを支持しているので、携帯端末の本体代金についてはむしろ補助を止めろと言っているくらいです。そして、その「通信料金（端末代金除く）」の大部分を占めるのがパケット通信量（ギガ）です。

最近では「ギガ」と呼ばれることが多く、「パケット」という呼び名もあまり使われることもなくなりました、まずは1GB当たりの単価はいくらになっているのかを振り返ってみました。

2015年「ホワイトプラン」

• 5,700円（7GB）：814円/1GB

2016年「ギガモンスター」

• 6,000円（20GB）：330円/1GB

2017年「ウルトラギガモンスター」

• 7,000円（50GB）：140円/1GB

2018年「ウルトラギガモンスター+」

• 6,578円（50GB）：120円/1GB

このように、1GB当たりの単価では、2015年のホワイトプランの頃と比べてかなり低くなっています。実際の割引金額は4割どころではないですね。50GBも使い切るかどうかは別問題ですが・・・。

「家族割引」で9割の値下げになる！

ソフトバンクでは、ウルトラギガモンスター及びウルトラギガモンスター+は、4人以上で「家族割引（みんな家族割＋）」を組むことで最大2,000円の割引になります。

「みんな家族割＋」も考慮した上で計算すると、1GB当たりの単価はこのように変わります。

2015年「ホワイトプラン」

• 5,700円（7GB）：814円/1GB

2016年「ギガモンスター」

• 6,000円（20GB）：330円/1GB

2017年「ウルトラギガモンスター」

• 5,000円（50GB）：110円/1GB

2018年「ウルトラギガモンスター+」

• 4,378円（50GB）：80円/1GB

家族みんなでギガモンスター+に加入すれば、みんな9割引きの恩恵が受けられます。これで1GBの単価は814円から80円に。本当に9割引きになっていますね。

一緒に住んでる家族も離れている家族も、また同性しているなら結婚前のカップルでも対象になりますので、ぜひ確認しておきましょう。

参考：みんな家族割＋

関連記事：得した人も損した人もいる？「みんな家族割」が「＋（プラス）」になって変わったこと。

「ミニモンスター」を比較してみる！

せっかくなので、「ミニモンスター」の1GB当たりの単価も出してみました。ミニモンスターは、使った通信量に応じて金額が変化するので、全て算出しています。

関連記事：ソフトバンク「月額2,178円〜」のミニモンスターがお得になる条件はどこまで？

ミニモンスターの場合

1. 0～1GB：2,728円（2,728円/1GB）
2. 1GB～2GB：4,480円（2,240円/1GB）
3. 2GB～5GB：6,578円（1,196円/1GB）
4. 5GB～50GB：7,678円（140円/1GB）

スマホの料金は、少量プランほど料金が高くなる傾向があります。もし、LINEしか使わない、Wi-Fiがある・・・など、毎月のパケット通信量（ギガ）が少ないユーザーは格安SIMを検討しましょう。

もし、あなたがソフトバンクユーザーであれば、さらに料金を下げるために「ワイモバイル」への移行がオススメです。

関連記事：ソフトバンクから乗り換えるなら「Y!mobile」がオススメなわけ。