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低価格で使い放題!「どんなときもWiFi」のモバイルWi-Fiルーターが騒がれている理由。

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どんなときもWiFi

モバイルWiFiルーターは3大キャリアでも取り扱いしていますが、ドコモやau、ソフトバンクのものはそれほど人気がありません。

ネットが使い放題で高速通信が可能ということで「WiMax」の人気は根強いですが、最近は「どんなときもWiFi」というものが人気です。2019年4月にサービスを開始したばかりですが、今では申し込みをしても在庫切れになっているほどの人気です。

今回は「どんなときもWiFi」が選ばれている理由について、デメリットも含めて解説します。

Contents

どんなときもWiFiとは

どんなときもWiFi

どんなときもWiFiとは、株式会社グッド・ラックが運営しているモバイルWiFiルーターのサービスです。

モバイルWiFiルーターを提供している会社は多いですが、メリットだけでなく、通信速度が不安定、速度制限がある、月額料金が高いなど、それぞれデメリットがあります。しかし「どんなときもWiFi」は、モバイルWiFiルーターの様々な欠点がほとんどないルーターです。

通信制限がない

「どんなときもWiFi」の最も重要な特徴は、通信制限がないことです。モバイルWiFiルーターの場合、たくさんのインターネット通信を行うと制限がかかり、ネットが極端に遅くなります。

例えば、2019年7月に発売されたばかりのソフトバンク802ZTも、月間7GBを超える通信を行うと、その月の速度は128bpsまで遅くなります。

また、使い放題で選ばれているWi-Fiルーターとして、WiMaxやワイモバイルのWiFiルーターもありますが、これらにも3日で10GBを超える通信を行うと翌日の速度が制限されます。

月間データ通信量は使い放題だけど3日に10GBを超えてはいけないので、通信無制限と謳っていても実質無制限ではないわけですね。ちなみに「どんなときもWiFi」は、月間の通信制限はもちろん、3日で10GBの通信制限もありません。

「どんなときもWiFi」のサービスが開始されて間もないですが、すでにTwitterやYouTubeなどでたくさんのインターネット通信を使ったが制限が全くかからないことを実証している人達がいます。

公式:容量無制限でネット使い放題!

無制限の使い放題とありますが本当に制限はかからないんですか?

不正利用・ネットワーク占有レベルの大容量通信をされた場合のみ、制限がかかる場合があります。

国内外の通信会社では、ネットワーク品質の維持および公正な電波利用の観点から、違法ダウンロードなどの不正利用または著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をされた場合のみ、該当のお客様に対し通信速度を制限する場合があります。上記のような利用でなければ制限をかけることはございません。

例えば、「長時間ゲームをする・動画を見続ける」といったご利用では制限がかかることはございません。

参考:よくある質問

今後もずっと速度制限がないという保証は?

過去にWiMaxが速度制限なしでサービスを展開していて、後に3日で10GBの制限を設けるという改悪を行った事例がありました。

そのため、「どんなときもWiFi」でも今後速度制限がかかる可能性は0ではありません。

後述しますが、多くのWiFiルーターが3年契約に移行していく中、「どんなときもWiFi」は2年契約です。契約期間が短いのはメリットで、2年後には別サービスへ移行するという手段もとれます。

どんなときもWiFiは月額料金が安い

どんなときもWiFi

「どんなときもWiFi」は、速度制限なしで月額3,828円から使えます。

3日で10GB制限のあるUQ WiMAXでも、月額4,380円かかります。速度や使い放題だけでなく月額料金にも定評のあるWiMaxの場合、プロバイダによって料金が変わりますが、それでも3,828円にはなりません。

料金についてはちょっと詳しく補足します。

「どんなときもWiFi」の月額料金は、クレジットカード払いと口座振替払いで、料金が変わります。どちらにせよ、とりあえず基本的な月額料金は4,410円で、そこから割引が入ります。

クレジットカード払い場合

どんなときもWiFi

月額料金4,410円から2年間930円の割引が適用になり、月額3,828円で使えます。

この料金で使い放題、通信制限なしです。25ヶ月目以降も月額料金4,410円から430円の割引が適用になり、月額4,378円で使えます。

口座振替払いの場合

どんなときもWiFi

月額料金4,410円から2年間430円の割引が適用になり、2年間月額4,378円で使えます。

25ヶ月目以降は割引がなくなり、月額4,410円で使えます。ただし、口座振替払いの場合、月額手数料が200円、別途かかります。

支払方法はクレジットカード払いがおトクです。

また、どちらの支払方法でも2年後は月額料金が上がってしまいます。この時期は更新月でもあるので、その時の通信速度や他社料金との比較をし、契約を見直す時期となります。

クラウドSIMで電波が安定している

どんなときもWiFi

「どんなときもWiFi」は、クラウドSIMを採用していて、これが人気の秘密の1つでもあります。

通常のスマホやWiFiルーター、タブレットなどは、本体にSIMカードを差し込んで、電波を受信できるようにします。当たり前ですがドコモのSIMを差せばドコモの電波が使えますが、ソフトバンクの電波は使えません。クラウドSIMは、クラウドサーバーに用意している複数のSIMカードを利用できます。

「どんなときもWiFi」の場合、ソフトバンク、ドコモ、auの3つのSIM全てに対応しています。

だからといって、こちらがSIMの差し替えや操作をする必要はありません。利用場所に応じて勝手に、その場で繋がりやすいクラウドSIMを判別して繋いでくれます。

3大キャリアの電波が全て使えるため、都市部はもちろん、地方や地下鉄など、様々な場所で抜群の安定性を維持してくれます。

公式:容量無制限でネット使い放題!

海外でも使える

どんなときもWiFi

クラウドSIMのメリットとして、海外でも手続きなしでそのまま使えるという点も重要です。「どんなときもWiFi」は世界107ヵ国で利用できますが、手続きは必要ありません。海外でもそのまま持っていて使えます。

ただし、海外利用の際には2つ注意点があります。

1つ目の注意点は別途料金がかかる点です。海外で利用すると、日本時間9時スタートベースで、利用した日数分利用料金が発生します。

  • アジア・オセアニア・ヨーロッパ・北米69ヵ国1,280円/日
  • 中東・南米・アフリカ37ヵ国1,880円/日

2つ目の注意点は速度制限です。

国内では使い放題の「どんなときもWiFi」ですが、海外で使用する場合、1日1GBを超える通信を行った場合、その日の通信は384kbpsまで速度が落ちます。

速度がはやい

「どんなときもWiFi」はD1という機種を使っていますが、速度は下り最大150Mbpsです。

WiMaxなど最近のWiFiルーターの最高速度は1Gbps程度が目安なので、「どんなときもWiFi」は速度がすごく遅いのではという懸念があります。

しかし、実際にはWiMaxと同程度、もしくはちょっと早い位の速度がでるようです。実際のところ、最大速度というのはあまりあてになりません。あくまで参考程度です。

例えば、1Gbpsの光回線でも、スピードテストを行うと10Mbps未満という人もいます。光回線の場合は、ヘビーユーザーが近辺にいるなどで回線が混み合うと、速度が低下する場合があります。

「どんなときもWiFi」の速度の評判がいい理由として、クラウドSIMの採用でソフトバンク、ドコモ、auの全ての電波が使えるという点が大きいと思います。繋がりやすいところから自動で電波を繋いでくれるので、3大キャリアを単品で契約する以上に通信は安定するはずです。

先ほどの光回線の例でいうと、NURO光、フレッツ光、au光の全ての回線から繋がりやすい所を選んで使ってくれると考えると、「どんなときもWiFi」の安定性の強さが想像できるかと思います。

2年縛りと解約について

事務手数料 3,000円(初回のみ)
端末代金 レンタル代金無料
契約期間 2年(自動更新)

「どんなときもWiFi」は、初期費用が3,000円のみで新品の端末をレンタルで無料貸し出しとなります。

解約時に端末が返却必須となり、返却期日までにご返却頂けない場合、返却時故障している場合は機器損害金18,000円を請求する場合があります。

契約解除料
0〜12ヶ月目 19,000円
13〜24ヶ月目 14,000円
26ヶ月目以降 10,450円
更新月 0円

「どんなときもWiFi」は2年契約なので、2年毎の契約更新月以外での解約時には違約金10,450円が発生します。また、短期契約の場合には違約金が高くなります。とくに1年以内の契約解除料は、19,000円なので結構な負担です。

ただし、端末代金はレンタル(無料)なので、機種代金の残債の心配はありません。

これは結構大きなメリットです。

例えば、ソフトバンクの802ZTを契約した場合、機種代金は1,180円×36回払いです。1年で解約した時の違約金は10,450円ですが、機種代金の残債1,180円×24回分(28,320円)が別途かかります。

それでも19,000円の違約金は大きいので、「どんなときもWiFi」を使う時、2年以上は使うつもりで契約したほうがいいでしょう。

解約したくなったら?

2年縛りあり、クレジットカードがないと割引額が下がるといったデメリットはありますが、現状他社のモバイルWiFiルーターと比較して、速度制限がない、通信が安定してはやい、料金が安いという点で、「どんなときもWiFi」のサービスはかなり強力だと思います。

それでもインターネット通信関連の契約はずっと速度を保証してくれるものではなく、それは「どんなときもWiFi」も例外ではありません。

「どんなときもWiFi」を使っていて速度が遅い、制限がかかるようになった、などの理由で解約したくなったらどうすればいいでしょうか?実は「どんなときもWiFi」には、いつでも解約サポートというサービスがあります。

いつでも解約サポート

いつでも解約サポートの窓口で提案するインターネット回線へ乗り換えた場合、違約金が免除になります。

速度に不満が出た場合以外にも、引越しなどのライフスタイルの変化で電波が届かない地域に移転した時のリスクもあるので、こういったサポートがあるのは頼もしいと思います。

ただし、こちらの窓口で相談せずに解約した場合、違約金は免除にならないので解約を考えた時には必ず相談してからにしましょう。

いつでも解約サポートは申し込み不要で、契約後いつでも利用が可能です。

公式:容量無制限でネット使い放題!