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ドコモの「ケータイ補償サービス」は必要?未加入時のお金について解説。

ケータイ補償サービス

本日は当ブログ宛てに届いた相談メールについてお答えしていきます。

先日、ドコモで機種変更した際に、「故障や紛失したときのためにケータイ補償サービスに加入しておいたほうがいいですよ?」と、店員さんに勧められました。

しかし、私は今まで何年も故障したことも紛失したこともありません。ケータイ料金はできる限り抑えたいと考えていますので、本当は解約したいと思っていますが、店員さんのアドバイスは正しいのでしょうか?

実は、上記の質問のように「ケータイ補償サービス」の必要性に悩んでいる方は多いようです。

ケータイ補償サービスとは?

ケータイ補償サービス

ケータイ補償サービスとは

電話機のトラブルを総合的に補償。交換電話機のお届けに加え、修理代金のサポートも充実したサービス。ドコモのあんしんサービスをまとめておトクにお申込みできるあんしんパック/あんしんパックプラス対象サービスです。

ドコモのケータイで予期せぬ出来事とすれば、「故障・水濡れ・紛失(盗難)」です。この3種類全てに対応している補償サービスが「ケータイ補償サービス」になります。

しかし、このケータイ補償サービスの加入の有無によって、対応方法も金額も変わってきますので、それぞれ個別に解説していきます。

故障・水濡れ・紛失(盗難)の対応方法

ケータイ補償サービス

故障・水濡れ・紛失(盗難)の対応方法

  1. 預かり修理(10日前後)
  2. 交換電話のお届け(1~2日)
  3. 機種変更(即日)

預かり修理

壊れたケータイを修理拠点に発送し、修理する対応方法です。修理期間は一般的に7日~10日前後となり、基板交換や外装交換、内蔵電池の交換等も可能です。

修理費用は、ケータイ補償サービスの有無によって金額が違います。ケータイ補償サービスには修理代金のサポートが適用されるため、基本的な修理の上限金額は3,000円となっています。仮に画面が割れた場合、外装・基盤・電池交換など全ての要望修理を含めたとしても、上限3,000円となります。

ちなみに、ケータイ補償サービスに加入していない場合、修理金額は店頭案内ではなく「見積もり」になりますので、修理拠点に発送後、修理金額が確定となり、その後修理するかキャンセルするか決定することができます。

ケータイ補償サービス

上記は、ケータイ補償サービスの未加入者でソニーのSO-03Kの故障時の対応方法です。

ここで、注目したいのは「修理」です。お客様ご負担金「実費 2,000円~70,000円程度の有償修理」とあります。普通なら2,000円の修理で済めばいいな!になりますが、この2,000円は、強制初期化による端末ロック解除の金額です。

通常の破損等であれば、30,000円以上は想定内です。「画面が割れただけで30,000円もかかるか?」と思いますが、画面破損は、ディスプレイだけでなく、基板交換も含まれているケースが多いので、高額な修理代金が発生する場合があります。

しかし、仮にケータイ補償サービスに加入していれば上限5,000円です。

iPhoneの預かり修理も対応可能になる

今まで、ドコモショップでのiPhone修理受付はできませんでした。

しかし、一部店舗での修理受付が開始となり、Apple Care+、もしくはケータイ補償サービス for iPhone & iPad加入者であれば、ガラケーやAndroidスマホと同じように修理対応が可能になります。

修理費用もケータイ補償サービス加入者であれば、上限5,000円が適用になりますので、時間も費用も節約することができます。

AppleCare+ に加入の場合(最大2回まで)

ケータイ補償サービスではなく、「Apple Care+」の加入者の修理代金は、Appleでの修理基準となります。

画面の損傷のみ その他の損傷
3,400 円 11,800 円

ちなみに、ケータイ補償サービス、Apple Care+ともに未加入の場合、Appleでの実費修理となります。

iPhone修理サービス料金 (AppleCare+未加入)

  • 画面破損:14,800円~31,800円
  • その他修理:30,800円~60,800円

Apple:iPhone の修理サービス料金

水濡れの場合、見積もり修理(iPhoneを除く)

ケータイをお風呂やトイレに落としてしまうなど、水濡れによる故障は見積もり修理での対応になります。

その場合、修理費用はケータイ補償サービス加入者であっても上限5,000円にはなりません。そもそも水濡れの場合、高額になる預かり修理での対応はしていません。加入者であれば、初めから「交換電話のお届け」を利用したほうが、時間も費用も節約できます。

iPhoneの場合、水濡れであっても修理可能なケースがあります。

交換電話のお届け

修理に10日も待てない。出来れば早く何とかしたいなどの場合、ケータイ補償サービス加入者であれば、1年間に2回まで「交換電話機のお届け(リフレッシュ品)」を利用することができます。

しかも、故障だけでなく、全損や水濡れ、紛失・盗難などすべてに対応しています。

リフレッシュ品とは

リフレッシュ品とは、ドコモで回収した携帯電話を故障修理・外側カバーの交換・品質の確認を行ったうえで、新品同様の状態に初期化した電話機です。

この交換電話機のお届けの費用は、端末(ガラケー・Android・iPhone)によって違います。人によっては「どうせ中古でしょ?」と思いがちですが、修理に何万円も支払うよりは経済的です。

しかも、ケータイ補償サービスに加入している期間は、何年経っても対応可能で、仮に端末が古く、センターに同機種・同カラーがない場合でも、別の指定機種に交換できます。もし機種にこだわりがなければ、何年もの間、機種変更しないで5,000円~11,000円で毎回交換していくことも可能です。

対象 交換費用
月額料金330円 一律5,000円
月額料金500円 一律7,500円
月額料金380円 1回目:5,000円/2回目:8,000円
月額料金600円 一律7,500円
月額料金750円 一律11,000円

紛失・盗難した場合

ケータイ補償サービス

ドコモのケータイを紛失した場合、ケータイ補償サービスに加入していれば、交換電話のお届けを利用することができます。

ただし、ケータイ補償サービスに未加入の場合、機種変更以外の方法はありません。Apple Care+に加入していたとしても、紛失・盗難は対象外のため、機種変更することになります。

これが一番最悪です。

端末購入サポート・月々サポート

「もし、ケータイが故障したり、水濡れ・紛失(盗難)が起こったとしても、すぐに買い替えるから必要ない!」と、思っている方は注意してください。

ケータイ補償サービスに加入していない場合だと、自分が思っている以上に機種変更するだけで高額請求になることもあります。その原因は、違約金の発生、割引の途中廃止、購入時の割引対象外です。

端末購入サポート

端末購入サポートとは

購入日もしくは開通日の翌月1日から起算して12か月を超えるまで、ご購入機種の継続利用および適用条件の継続契約を条件として、機種のご購入代金の一部をドコモが負担する制度です。

ドコモ:端末購入サポート

簡単に説明すると、端末購入時に「端末購入サポート」が適用になっている場合、1年以内に機種変更してしまうと、20,000円~40,000円の解除料(違約金)が発生します。

よくあるケースとは、新規や乗りかえ、ガラケーからスマホへの機種変更には、この端末購入サポートが適用になっていることがあり、一括0円などで購入している方は注意してください。

これは、事実上「1年縛り」です。

月々サポート

月々サポートとは

ご購入日の翌月を1か月目とし、最大24か月間、機種ごとに設定した一定額を毎月のご利用料金から割引くサービスです。

ドコモ:月々サポートとは

ケータイ補償サービス

上記の画像は2018年8月現在のiPhone 8(64GB)の価格表です。このように、最近のケータイには、ほぼ月々サポート(毎月の通信料の割引)が適用されています。

ドコモの価格表では、「機種代金-月々サポート(毎月の通信料の割引)=実質負担金」と記載されていますが、この「月々サポート(毎月の通信料の割引)」が原因で機種変更ができないことがあります。

例えば、Aさんのケース。

ここでは、上記の価格表をもとによくある事例を紹介していきます。

Aさんは、iPhone 8を使っていましたが、月々サポート適用されている状態で購入から1年後に落下による故障で電源が入らなくなりました・・・。

Aさんは、ケータイ補償サービスやApple Care+に未加入だったため、修理代金が40,000円と言われ、そんなに費用がかかるなら、またiPhone 8に機種変更します!と伝えました。

しかし、2年以内に機種変更することで月々サポートが廃止になり、月々サポート(毎月の通信料の割引)がない状態で、残り1年間分の機種代金(故障したiPhone 8)が請求されます。その金額は「3,699円×1年間」です。

Aさんには、故障したiPhoneの分割残金以外にも新たな機種の実質負担金が発生するので、さらに1,296円(実質負担金)が加算されます。

  • 機種代金の残金:3,699円×1年(故障したiPhone 8)
  • 新たな機種代金:3,699円×2年(買い替えたiPhone 8)
  • 月々サポート:-2,403円×2年(買い替えたiPhone 8)
  • 合計:4,995円

上記の4,995円に基本料金が加わりますので、毎月の料金が3,699円高くなることになります。

実費で修理しても一括払いで40,000円。機種変更しても3,700円(1年間)の加算。どちらにしても高額になってしまいました。

もし、Aさんがケータイ補償サービスやApple Care+に加入していれば、約12,000円で交換や修理(5,000/11,800円)が可能です。

これは、普通にある出来事です。

購入から6ヵ月は特に注意すること

ケータイ補償サービスに未加入の方は、購入から6ヶ月は特に注意してください。

ドコモでは、短期間(6ヶ月以内)での買い替えには、端末購入サポートや月々サポートなどの割引が適用されません。そうなると、上記のAさんが仮に購入から6ヶ月以内に故障した場合、新たな機種代金も月々サポートがない状態で購入することになります。

Aさんが購入から5ヶ月で故障した場合(月サポ適用)

  • 機種代金の残金:3,699円×1年9ヵ月(故障したiPhone 8)
  • 新たな機種代金:3,699円×2年(買い替えたiPhone 8)
  • 合計:7,398円

上記の7,398円に基本料金が加わりますので、今までよりも毎月の料金が6,102円高くなることになります。

これは、月々サポート適用時の例で紹介していますが、もし、端末購入サポートだった場合、解除料(違約金)28,836円を一括払いした上で、さらに新たな機種代金(3,699円×2年)が加算されていきます。

もうこれは悲劇です。

どうでしょう。このように、補償に加入しない場合の注意点を記載してきましたが、個人的には何かしらの補償には加入しておくことをオススメします。

ただし、dカード GOLDを持っている方で、ケータイが修理不能な状態であれば「dカードケータイ補償(最大10万円)」が適用されるので、ケータイ補償サービスに加入しなくてもいいかもしれません。

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